立山黒部アルペンルート。
こちらはスイスの登山鉄道と同じく、
標高も高いが値段も高い。
新幹線で長野や富山に行くだけでも高いのに、
さらにアルペンルートの交通費がバカ高い。
私は片道を夜行バスにして値段を抑えます。
バスタ新宿から富山駅まで6800円と、新幹線の半額でした。
富山駅から室堂直行バスを予約したので、行きは楽ちん。
値段は4800円。
帰りは室堂からバスとケーブルカーで立山駅まで4090円。
立山駅から電鉄富山駅まで1230円。
新幹線が12600円。
交通費だけでいくらかかったのやら。
初めて室堂に行ったときは、7月なのに爆風が吹き荒れていて
滞在時間5分。
爆風の中、とりあえず写真を一枚撮りました。
そして逃げるように長野側に向かい、
黒部ダムを見学した思い出があります。
恐るべし室堂。
今回は天気も最高。
バスで天狗平まで向かいます。
私の死ぬまでにやりたいことリストに、
槍ヶ岳と剱岳を生で見るというのがあります。
今日は剱岳を生で見るに挑戦。
と言っても、私の計算では
天気さえよければ天狗平から見えるはず。
その日、天狗平のバス停で降りたのは私一人だけ。
皆さん室堂に直行ですね。
バス停からあたりを見回すと、
はい、見えました、剱岳。
ちょっと、遠いかな。
でも真正面に見えますね。
格好いいなあ。
次回はもっとそばから見てみたいな。
天狗平から室堂までは、30分くらいの気持ちのいい散歩道です。
人も少なくお勧め。
室堂に着いたらみくりが池は見ておかないと。
真っ青の水がきれいですね。
9月上旬は紅葉にはまだ早く、花を見るには遅い季節。
チングルマの葉はまだ緑でしたが、イワイチョウの葉は黄色くなり始めていて
一面黄色い花が咲いているかのように美しい。
バスを降りたら絶景って、すごいところですね。
私は室堂3回目なのですが、
まだどの山も登ったことがありません。
2回目はケーブルカーが激込みで、室堂に着いた時には昼過ぎ。
みくりが池や地獄谷を散策しただけで帰りました。
初めて登るならやはり、まずは立山でしょう。
今日は立山三山は無理でも、雄山だけでも登りましょう。
一の越から雄山山頂までは急なガレ場で、
登りはいいけれど下りは大変そうだな。
そして雄山は観光地っぽいので、
登山に慣れていない人が沢山。
そのため登山道は渋滞。
それなのに、私の後ろのおじさんは
ちょっといいですか
と、人を脇に寄せて登っていきます。
まあ、先に行くのは構わないんですが、
なぜ落石しながら進むかね。
危ないでしょうが。
石を落とさずに登れないなら、
一歩一歩ゆっくり進むべきでは?
誰かが、まるで富士山みたいだねとつぶやきました。
確かに。
観光地の山は危険ですね。
ヘルメット、あった方が良かったな。
帰ったらモンベルでヘルメットを購入しよう。
雄山山頂は神社になっていて、
入山料が700円必要でした。
前を行く外国のカップルと私は、700円を見て引き返します。
時間ないですしね。
山頂からは遠くに五色が原が見えました。
気持ちよさそうな所ですね。
剱岳も近くで見たいし。
行きたいところは沢山。
でもこのお値段では年に1回が限界かな。
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