初めての磐梯山

磐越西線

 約30年前、新卒で入社した会社の同期で、磐梯山周辺を旅行した。

その時見た五色沼の青い水の色を思い出し、

いつかは再訪し磐梯山にも登りたいと思っていた。

そして今回計画を立て、宿も予約。

出発の3日前に、今でもその会社で働いているメンバーからメールが。

同期の一人が旅立ってしまったとのこと。

十数年前に一人旅立っているので、これで二人目。

まだ若いのに、残念です。

 そういえば、30年前の旅行の写真があったはず。

探してみると、ありました。

頂上部分が雲で隠れた磐梯山をバックに、

その時参加した女性3名の写真。

そうそう、幹事のMさんが

表と裏の両方の磐梯山が見たいと計画したんだっけ。

でも当日は曇っていて磐梯山は見えず。

Mさんはみんなに謝っていたけれど、

私たちは山には全く思い入れがなかった。

でも一瞬雲が晴れて磐梯山が顔を出したので、

車を止めて写真を撮ったんだ。

この山の形は表磐梯だな。

その時は磐梯山に登る日が来るとは思わなかった。

 登山前日に五色沼を歩いた帰りに、

磐梯山噴火記念館に立ち寄り、

磐梯山の歴史を学ぶ。

テレビが置いてあり、

なんとブラタモリの磐梯山の回を流していた。

ブラタモリ、勉強になるな。

1888年の噴火で小磐梯が崩壊。

それによって川がせき止められ、

桧原湖をはじめとする湖と300以上の沼が出現。

毘沙門沼と磐梯山

表と言われている猪苗代側も、

実は5万年前に山体崩壊をおこし、

その際にできたのが猪苗代湖とか。

今回は裏磐梯だけの訪問だったが、

ぜひ次回は表から登ってみたい。

そしてお花畑で満開の花を見るんだ。

百聞は一見に如かずということわざがあるが、

百見は一登山に如かず。

一度登った山は、ほかの山とは違う。

以前から感じていたが、

磐梯山はすごかった。

この山の奥深さ、多面性にノックアウト。

完全にやられました。

 

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