東武鉄道の日光紅葉夜行は10月のみの運転です。
以前から男体山に登りたいと思っていましたが、
早朝から登るには前泊する必要があり、
日光は観光地のため宿泊費がお高い。
そこでこの夜行列車で行くことを計画しました。
しかし2週間前に予約したので、天気が読めず。
そして雨予報が出たときにはキャンセル料がかかる期間に突入。
もったいないので行くことにしました。
東武鉄道の夜行列車は尾瀬が原に行くときに使いますが、
日光は初めて。
尾瀬号はいつも山登りの人しか乗っていませんが、
日光号はご年配の観光客も乗車していてびっくり。
やはり慣れないせいか、全然眠れなかったと嘆いていました。
そりゃそうでしょう。
夜行バスと違って列車は電気が消せないので、
アイマスクは必須です。
東武日光駅に3時前に到着。
バスが4時半出発なので、4時過ぎまで列車内にいられます。
バス到着のアナウンスが入るまで仮眠。
日光は予報通り雨模様。
男体山登山はあきらめましょう。
戦場ヶ原を散策するのでしょうか、
竜頭の滝や赤沼のバス停で下車する方もちらほら。
それ以外の方は、私を含め終点の湯元まで乗車しました。
バスは6時半まで湯元で待機しているので、
それまでバスの車内にいることもできます。
6時前には日が昇り明るくなってきたので、
雨対策をして行動開始。
以前から行ってみたいと思っていた、
湯元光徳ハイキングコースを歩くことにしました。
本格的な雨なので、傘をさして歩きます。
途中無理ならたたむつもりでしたが、
最後まで傘をさして行動できました。
三ツ岳の噴火の際に沢がせき止められ出来た湖、
切込湖と刈込湖はとても気持ちのいい場所でした。
砂浜にレジャーシートを広げお弁当を食べ、
靴を脱いで水遊びしたら楽しいでしょうね。
冬は雪の上を歩くツアーも人気があるようです。
今回はザーザーと雨が降っているので、
手を水に入れるだけで終了。
登山道は川のように水が流れています。
たまに鳥の鳴き声やケーンという鹿の鳴き声がするだけ。
誰にも会いません。
なんでこんな雨の中歩いているのか不安になったころ、
それは突然現れました。
涸沼です。
元は水があったのでしょう。
それが涸れて湿原になったようです。
花も沢山咲くようで、
説明の看板がありました。
気持ちの良い場所なのでベンチも沢山設置。
山の中にこんなスポットがあるなんて。
奥日光、やるなあ。
ぜひ次回は、花の咲く晴れた日に来たいですね。
計画では光徳牧場でソフトクリームを食べ、
光徳アストリアホテルの日帰り温泉に入る予定でした。
が、びしょ濡れの靴から伝わる冷気で
とてもソフトクリームを食べる感じではなく。
日帰り温泉は11時半からだったので、
10時から待つのは無理。
仕方がないので光徳駐車場のトイレで身支度を整え、
路線バスに乗って帰ることにしました。
泥のついたゲーターを脱ぎ、
濡れたリュックのカバーを外し、
上着とズボンの水滴をぬぐいます。
靴下も履き替えました。
濡れた格好ではバスの座席を濡らしてしまい、
次に乗る人の迷惑になるからです。
日光の東武バスの運転手さんは
とても厳しい。
ローカルルールが沢山あり、
乗るたびに何度も注意されてきました。
今回は完璧。
乗る際にクーポンを見せて、
何も注意を受けずに無事乗車完了。
赤沼のバス停からから、戦場ヶ原を歩いたハイカーが沢山乗ってきました。
皆さん、びしょ濡れです。
早速、濡れたレインコートを脱いでから座席に座るよう
注意を受けていました。
皆さん気を付けましょう。
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