毎年奥多摩の小峰公園に
セリバオウレンを見に行っていました。
今年は違うところに行きたいと思い、
日光線の下野大沢駅へ。
山や花を求めて、どこへでも出かける自分に驚きます。
遠くに来たなあと思っていましたが、山頂でお会いしたご婦人は、
なんと今朝雪かきをして
山形から車でいらしたとのこと。
晴れていて雪がないところに行きたい、
雪に閉ざされていると気分が沈んでしまうと。
埼玉から栃木に来ただけで、
遠い旅をした気分になっていた私。
まだまだでした。
登山口から山頂までの道には、セリバオウレンは見当たらず。
違うコースで下山すれば会えると
下板橋方面へ下山。
山の中腹に差し掛かったあたりから、
急に現れるセリバオウレン。
その花畑の広さにびっくり。
登山道脇にちらほら咲いているだけかと思いきや、
森の奥深くまでずっとセリバオウレンが咲いているではないですか。
花を踏まないように歩くのが大変なほどです。
地元の方の話では、前回来た時に段ボールにごっそり入れて
持ち帰っている人を見たとか。
なんてこと。
あなたの家の庭では咲きませんよ。
ここでしか咲かない花もあるのです。
とっていいのは写真だけ。
イノシシよけの防護柵の向こうにも
花畑は広がっていて、
イノシシだけでなく花泥棒も侵入できないことにホッとしました。
来年も会いに来るから、
それまで無事に過ごすんだよ。
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