5回目の至仏山

上越線

 高速夜行バスで尾瀬に向かいます。

隣のご婦人は大清水で下車。

今朝は大清水で下りる人が多い。

尾瀬沼のニッコウキスゲ目当てかなあ。

でも早朝4時半に歩き出すのは、

クマに会いそうで怖いですね。

尾瀬ヶ原はクマが通るので

6時までは歩かないようにとのこと。

そのためか、尾瀬戸倉から鳩待峠行きのバスは

今年から5時半スタートに変更。

値段も1300円に値上がりしていました。

(去年までは1000円だった)

 今回至仏山5回目にして初めて、山の鼻経由で登ります。

尾瀬ヶ原に向かって歩き出すと、

幼稚園男児2名連れた父親2組と会いました。

夏休みですね。

いい匂いのする川沿いの木道を歩いていると、

パパ、ここはすごくいいところだね

と話す子供の声がしました。

そうだね、いいところだね

と、私は心の中で答えます。

パパ、連れてきて良かったね。

子供にそんなこと言われたら

すごくうれしいよね。

滑る木道歩きはひやひやするけれど。

ママがいたら、危ないって思うだろうなあ。

男同士、こういう体験もしないとね。

 クマに会わずに無事尾瀬ヶ原を通過。

尾瀬ヶ原より見た至仏山

ここから蛇紋岩の岩登りです。

滑りやすい蛇紋岩の登山道のため、

登り一方通行。

振り返ると、

尾瀬ヶ原と燧ケ岳が見えます。

いい眺めだなあ。

しかし風が吹いてきて、

あっという間に雲の中。

雨まで降ってきました。

山頂近く、木道脇のお花畑。

強風に負けずに揺れる花たち。

高山植物の強さを感じます。

 5回目の山頂は、雨はやみましたが真っ白。

そういえば晴れた山頂は1回だけ。

いつも真っ白な至仏山山頂。

帰りは鳩待峠へ下山します。

こちらの道も滑る蛇紋岩。

それに泥がついて、さらに滑る滑る。

レインのパンツを脱がないで良かった。

ズボンも靴も泥だらけ。

 帰りの上越線は、クマと接触し遅延していました。

クマが電車にぶつかる時代になったのですね。

気を付けて山に登らないと。

そういえば去年購入した高級クマ鈴、

いつも持って行くのを忘れてしまう。

今回も他人のクマ鈴で登山しました。

 

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