会津駒ケ岳

野岩鉄道

 今月で会津高原尾瀬口駅からの路線バスが廃止。

10月からは会津田島駅からバスが出ます。

その前に最後の尾瀬口駅を堪能したいので、

尾瀬夜行に乗って会津駒ケ岳に登ることにしました。

去年燧ケ岳から見た、山頂付近に湿原が広がる会津駒ケ岳。

ロングコースなのでひるんでいたけれど

この機会に頑張って登りますよ。

 去年までは早朝の路線バスは4時出発だったのに、

今年は5時出発に変更されていました。

熊の行動時間とかぶらないように

早朝から山に入らせないようにしているのか?

皆さんクマ鈴を鳴らしながら登山。

今日は私は鳴らさなくても良さそうです。

 燧ケ岳は急登、湿原、急登、湿原と

飴とムチが繰り返される山でしたが、

会津駒ケ岳は展望のない樹林帯を

ひたすらダラダラと登らせ、

お楽しみの湿原は最後にとって置くタイプ。

途中の水場は道からだいぶ下るようなので、

下山時に時間があれば寄ることにしましょう。

春には花もたくさん咲くようです。

次回はその季節に登りたいな。

 突然現れる湿原からは、山頂が見え

天国コースの始まり。

久しぶりに晴れている山行に

テンションも上がります。

湿原の先には中門岳があり、

時間に余裕もあったので

そこまで歩いてみることにしました。

こちらから見る燧ケ岳は

残念ながら山頂付近に雲をかぶっています。

駒の家と燧ケ岳

そう、今日は午後から天候が悪化する予報。

中門岳の標識の写真を撮って

さっと下山しましょう。

ロングコースのせいか、さっきから股関節が痛みます。

ひざ痛は克服したのに、今度は股関節かあ。

でも、行きはパスした水場は寄っておかないと。

急な下りをしばらく降りても、水場は見当たりません。

登ってくるご夫婦に、

まだ下ですか?

と声をかけると、

冷たくて気持ちがいいから

もう少し頑張ってと応援してもらいました。

水場には誰もいなかったので、

思わず顔を3回も洗ったら

あまりの冷たさに顔がキンキンに冷えました。

振り返ると次の方がいたので、

急いで水筒に水を入れてバトンタッチ。

水場の洗顔は気持ちよすぎて癖になりそう。

 そしてロングコースお決まりの天候悪化。

下山中から降り始めた雨が、

車道に出たとたん雷雨に。

傘をさしても役に立たず、

下半身ずぶぬれ状態になりました。

バスの時間まで30分あったので、

トイレで着替えを済ませます。

バス停で同じ尾瀬夜行で来たという

お兄さんとバスが来るまでおしゃべり。

その後尾瀬口駅でビールを飲んでいたら、

その方も合流して

登山の話で盛り上がりました。

甲斐駒や仙丈にも登ったことがあるようで、

今日の登山で私の方がスピードが速かったことから

あなたなら登れると言われ

その気になった私。

でも股関節痛が心配なので、

しっかりトレーニングをして

南アルプス、目指しますよ。

 

 

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