この頃は人手不足もあり、
どこでも機械化が進んでいます。
特に山の近くの店では、過疎化の影響か
食券を販売機で購入するのが一般的。
安達太良山の食堂では、昔ながらの食券販売機だったのに、
蕎麦のトッピングをキノコか山菜で迷い
山菜だ、と思って押したら
山菜うどんの食券が出てきました。
蕎麦が良かったのに。
まあ、そのままうどんを食べましたけどね。
今回三頭山へは、武蔵五日市駅からバスで1時間の
都民の森からスタート。
suicaが使えるバスは楽ちんですね。
そういえば安達太良山の帰りのバスで、
前の人が料金300円のところ500円玉を入れてしまい、
次の番の私が300円握りしめているのを見た運転手さんに、
前の人に私の200円を渡すよう頼まれました。
突然おばさんに200円渡された前の人は、
すごく戸惑っていました。
確かバスの運転手さんって、
お金を触れないんですよね。
三頭山はその名前の通り、
三つの頭を持っています。
山頂が東峰、中央峰、西峰とあり、
今回は見晴らし小屋を経由して
東からまわる計画を立てました。
が、分岐の標識が三頭山山頂を指していた
ブナの路をそのまま進んでしまいました。
(コマドリの路が正解)
しばらくしてヤマレコが間違いを指摘したのですが、
後ろにピタッとついてくるおじいさんがいたので
地図を開くだけで確認できず。
おじいさんをやり過ごして
ゆっくりスマホを見るべきでしたが、
このおじいさん、分岐手前で立ち止まっていたのを
私が追い越したばかりだったんです。
追い越されたので気分を害したのか、
後ろにピタッと張り付いて登ってくるので、
私も距離をあけるために
ガシガシ登ってしまい
地図の確認を怠ってしまいました。
まあ、道はしっかりしていたし
山頂へはどちらからでも行かれるのでいいかと。
でもそのせいで
最後に行くはずの西峰に着いてしまいました。
山頂は紅葉の時期だけあって混んでいて、
東、中央峰に降りて
またこの西峰に登り返すのを億劫に思ってしまい、
そのまま槇寄山へ進みました。
途中の三頭山避難小屋でおにぎり休憩をとりながら、
やっぱり三頭山に来たのに
三峰すべての山頂に行かずに
下山するのはどうなんだろうと後悔。
気分が上がらないまま、歩き続けることになりました。
でも、紅葉がきれいで人の少ない槇寄山への道を歩いていたら
山頂だけが登山じゃないと思いなおし、
鳥のさえずりや落ち葉の香りに励まされ、
またおいでと山が言っているように感じました。
帰りは数馬の湯で温泉につかり
その後、食堂でビールを飲もうと
券売機の前に立ったら
最新式のタッチパネルでした。
檜原村特産品という文字にひかれ
その画面を開き、もつ煮を選択。
そこまでは順調でしたが、
そこからアルコールの画面への行き方がわからず。
後ろに人がいたこともあり、
檜原村特産品画面にあったゆずワインを選び会計。
このゆずワイン、甘くて飲みやすくって
あっという間に飲み終わってしまいました。
バスの時間まで1時間あるので、
生ビールを買いなおし
いい感じに酔っぱらってしまいました。
その後バスには当然座れず。
酔っぱらった私は立ちながらフラフラ。
電車もことごとく座れず。
あのゆずワインが余計だった。
店員さんにビールを注文できれば
こんなに酔わなかったと
食券販売機にいら立つ私。
これからどんどん機械化が進み、
ついて行かれるか不安です。
でもゆずワイン、甘くて美味しかったなあ。
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