檜洞丸

　奇跡の9連休最後の登山は、

西丹沢の檜洞丸を選択。

新松田からのバスが混むので、

寒い季節ならすいているのではと判断しました。

大正解。

バス停には６名の方が並んでいました。

皆さん、山の話に夢中。

団体さんのようです。

大野山入口バス停のことを、バス会社の方に聞いていたので

全員大野山を登るんだなと思っていたら、

一人は高松山入口で下車。

その後、大野山入口で降りたのは３名のみ。

あれ、会話の主導権を握っていた年配のご婦人は

知り合いではなかったの？

終点の西丹沢ビジターセンターで下車したのは、

私と大荷物の男性とそのご婦人の３人。

ご婦人は一人で登山届を記入しています。

そう、まさかの単独行でした。

あんなにみんなでおしゃべりしていたのに、

バス停で知り合っただけなんですね。

ご年配の方の会話力は素晴らしい。

私はバス停で並んでいるだけの人と、

あんなに盛り上がれないなあ。

　ネットで登山届を提出していたので、

トイレを済ませて檜洞丸登山口へ。

前を先ほどの男性が歩いています。

つつじ新道でその方も登るようで、

ペースも同じ感じなので

後ろからついて行きました。

途中その方がダウンを脱いでいたので

挨拶して追い越すと、

檜洞丸に登るんですね。

違う山かと思った。

と言われました。

私も大野山の団体と思われたのかな。

会話には一切加わってないけど。

荷物が大きいのは、

山で宿泊するからとのこと。

うらやましい。

　途中の展望台から、かろうじて富士山が見えました。

この後すぐに雲に隠れてしまい、

今日の富士山はこれで終了。

犬越路への稜線からの富士山が絶景、との情報を得て

それを楽しみに登って来たのに

とても残念。

まあ、またチャレンジしましょう。

犬越路経由の登山道は、ワイルドで

なかなか歯ごたえがありました。

渡渉もワイルド。

増水時は近づかない方が無難ですね。

　帰りのバスは１５時４０分の後は１７時なのですが、

１５時２０分にビジターセンターに到着。

犬越路で休憩していた男の方は

１７時のバスに乗るのだろうと思っていたら、

出発寸前にバスに駆け込んできました。

頑張って走ったようで

汗をたっぷりかいたのでしょう。

なんとバスの車内で上半身裸になり、

新しい長袖Tシャツに着替えるではないですか。

真後ろに座っていなくて良かった。

バスは更衣室ではありませんよ。

山ガールが乗っていたら、

絶対そんなことしないんだろうな。

　さて、お正月休みも今日で終了。

次の日曜日は、どこの山を登ろうかな。