今回はいよいよ白糸の滝へ行きます。
数年前にテレビで見てから
ずっと行きたかった白糸の滝。
富士山の豊富な水が湧き出すすそ野エリア。
地中から湧き出れば池や湖になり、
溶岩断層の隙間からあふれれば滝になる。
軽井沢の白糸の滝より水量があるせいか、
とても豪快な滝でした。
新緑と溶岩の隙間から湧き出る水がとても美しい。
今回白糸の滝はゴール地点だったので、
午前中で姿を隠してしまった富士山とのコラボは
見られませんでした。
が、そこはこのツアー、
今回のゴール地点は次回のスタート地点ということで、
次回富士山とのコラボが見られるかも。
白糸の滝のすぐそばに
音止めの滝という素敵な滝もあります。
こちらは日本三大仇討ちの一つである
曽我兄弟の仇討ちに出てくる滝です。
(あとの二つは、赤穂浪士の討ち入りと伊賀越えの仇討ち)
曽我兄弟が岩の陰で仇討ちの相談をしていたら、
滝の音が響いて相談の邪魔になり、
うるさくて困ると言ったら音が消えたことから
音止めの滝と名前が付いたとか。
でも実際曽我兄弟が相談した岩の付近では、
そこまで滝の音は大きく聞こえませんでした。
きっとこれから仇討ちをするという緊張状態が、
滝の音を大きく響かせたのかも。
それより気になったのが、
仇討ちで殺された工藤祐経の墓石が、
ボロボロに劣化した状態だったこと。
加害者である曽我兄弟が主役で、
被害者である工藤祐経は完全な脇役なんですね。
墓石、作り直してあげてほしいなあ。
今回は地学と歴史、両方学べて
とても楽しいツアーでした。
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