西黒尾根で谷川岳

上越線

 私のホームマウンテンの一つである谷川岳ですが、

いつもロープウエイを使って登っています。

一度西黒尾根を登ってみたいと思っていましたが、

実力が追い付かずに断念していました。

近頃やっと7時間の登山が出来るようになり、

この機会に登ってみることに。

 水上駅からバスに乗る際、

混んでいると30分後のバスまで待たされることがあるので、

今回はバスの始発駅である上毛高原まで

新幹線で行きました。

(結果的にはそこまでバスは混まなかったので

余裕で水上駅で乗れたんですが)

準備万端と思ったのですが、

予想外の蒸し暑さに水不足に陥り、

肩の小屋で500円の高級ペットボトル水を購入する羽目に。

肩の小屋がなかったらやばかった。

ありがとう、肩の小屋。

帰りのバスの車内で

肩の小屋でコーラを買って飲めたので

生き返ったと話していた人がいました。

やっててよかった、肩の小屋のセリフに

激しく同意。

これからは多めに水を持たなければいけませんね。

 西黒尾根は鎖場が怖いという話を聞いていましたが、

鎖場はそこまでではありませんでした。

が、急登なので暑くてバテバテ。

暑いからこれ以上は無理

今日の俺の山頂はここだ、と

ラクダの背で引き返すおじさんがいました。

すばらしい判断ですね。

私は新幹線代が頭を横切り

山頂まで行かないと元が取れんと

貧乏症のため進むことを決意。

結局水不足に陥るのですから、

ダメダメ登山でしたね。反省。

 休憩中の若者の

天気がいいので遠くの山が見えていいですね

と前向きな発言にも、

暑くてバテバテな私は

山の景色なんて見る余裕なし。

とにかく山頂のことしか考えられず。

あと少しです、頑張りましょう

と言われても

山男のあと少しは

全然あと少しじゃないんだよな

と懐疑的。

でも少し歩くと

天神尾根との合流手前で雪渓が出てきました。

まるで天国!

前を歩く男子が、雪を拾って首や背中を冷やすのを見て

それ、いいね。

と私も早速真似をしました。

火照った首にキンキンに冷えた雪を押し当てる。

これぞ天国。

最高の体験でした。

 そして先週登った平標山への稜線。

先週はガスって何も見えなかったけれど、

今日は苗場山までくっきり見渡せました。

いつかここから平標山まで歩いてみたい。

来るたびに思うのですが、

あまりに遠すぎますね。

振り返って白毛門、朝日岳

こちらも近く見えて遠いのよね。

白毛門から笠ヶ岳までなら歩けるかな。

まずはこちらをチャレンジしてみましょう。

 登りたい山は沢山あれど、

お金と時間と体力がなさすぎる。

まずは登れる山から一つずつですね。

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