河童橋からみる穂高はあこがれの山です。
上高地から登るには、涸沢経由と岳沢経由があり、
涸沢へ行くには横尾まで3時間の平地歩きを強いられます。
岳沢登山口は河童橋からすぐのところにあり便利ですが、
重太郎新道というヘルメット必須の上級者コース。
しかし、上級者コースは岳沢小屋の上から始まるので、
小屋までなら私でも行けそうです。
早速新宿から夜行バスに乗って上高地へ。
夜行バスの眠れなさは何度も経験済みなので、
ちょっと高いけれど3列シートのグリーンカーを予約しました。
上高地は人気があるので何週間も前にバスの予約を取ったため、天気が心配。
案の定雨が降る中、新宿へ向かうことになりました。
あまりに土砂降りなら、登山をやめて上高地散策に切り替えましょう。
バスのシートは快適でしたが、中央高速走行中に騒音バイクの方々が
夜行バス客の安眠妨害を楽しむ趣味があるようで、
バスの横にぴったり張り付き
パラリラパラリラ、ぶおおおおおおん、という例の騒音をぶちかましてきました。
バスが減速するとバイクも減速。
トンネルの中ではその爆音が車内にとどろきます。
あー、耳栓必要でした。
バスは早朝上高地に到着。
雨は小雨。何とか登山できそうです。
岳沢登山口から夜行バス疲れの体でゆっくり登っていると、
ヘルメットをつけた大きなザックの方々が、すごいスピードで追い抜いていきます。
その荷物でそのスピード、もはや超人。
私には花の写真を撮りながらのまったり登山がお似合いです。
途中でゆっくり登山の大阪のお兄さんに出会いました。
重太郎新道で奥穂に行くようですが、
夜行バス疲れも考慮して、今日は岳沢小屋で一泊するとのこと。
なるほど、それならゆっくり歩かないと時間を持て余しそう。
一緒に花の写真を撮ったりお話ししながら小屋まで登りました。
山はいろいろな出会いがあって楽しいですね。
残念ながらガスガスで小屋からは全く上高地は見えませんでしたが、
いい思い出となりました。
上高地は関西からもアクセスしやすいので、下山時もすごく話しかけられました。
関東では挨拶するだけのことが多いのですが、
どこから来たのか、どんな道だったか、岳沢名物天然クーラーはどこか、
もう質問攻め。
関西では挨拶だけではだめという決まりでもあるのかしらん。
下山中に晴れてきて、上高地も低い位置からでしたが何とか見下ろせました。ラッキー!
上高地に降りると、人、人、人。
観光地ですね。
梓川も日の光を受けて青い!
何度見ても飽きません。
おなかがすいたので五千尺ホテルでランチ。
ビールがなかったので、上高地クラフトジン使用のジントニックを飲みました。
お値段1800円!!!!!
ランチのポーク何とか1100円より高い!
そして濃い!
ぐでんぐでんになったので、お気に入りの梓川沿いのベンチで昼寝。
あー幸せ。
上高地ってやっぱりいいなあ。
コメント