朝起きると土砂降りの雨。
こんな日にレインコートで歩くとは。
ツアーでなければ翌日の晴れの天気の中、
気持ちの良い登山が出来たのに。
でもまあ、これも登山のレベルを上げるためと思い
雨の中歩く準備をする。
苗場山で着たモンベルのゴアテックスは
防水が不十分だったので、
数回しか着ていないワークマンのレインコートを準備。
ゴアテックスは透湿性はいいが、
防水がいまいち。
夏場の登山でしか使えない。
防水クリーニングに出すなら
その金額でワークマンのレインを購入した方がいい。
昔は性能を信じて
高い物を色々購入していたが、
なんだか値段と実際の使い心地がかみ合わない。
自転車に乗る時に使用しているレインコートは、
2000円くらいだったけれど
もう何年も水をはじいてくれている。
それに比べてゴアテックスは、
下の衣類をびしょ濡れにしてしまう。
夏場の低山ならいいけれど、
これで稜線の強風にさらされたら、
低体温症まっしぐらだ。
今回歩くのは本栖湖周辺。
暑ければ脱げばいいので、
重ね着で対策をする。
すでに雨が降っているので
ゲイターも装着した。
ズボンはミレーのレインパンツをはいた。
これは上着と違って撥水性がいい。
今回も上にレインパンツを重ねなくても
これ一枚で全く問題なかった。
上着は3万円近くしたのに、
撥水を感じたのは初回のみ。
モンベルよりひどかった。
着心地はいいので
単なるソフトシェルとして使用している。
靴はいつもすそ野ツアーでは
山道が少ないのでローカットを履いているが、
今回は雨が降っているのと
途中から青木ヶ原樹海に入るので、
雨と苔で滑りやすいだろうと
サロモンのミドルカットシューズを選択した。
が、このシューズもいまいち。
自宅から駅まで歩いただけで
ゲイターも履いていたのに
すでに靴下が湿っている。
おいおい
どこがゴアテックスなんだか。
というか私には
ゴアテックスの良さが全くわからん。
樹海の苔も滑るし。
購入して半年で、
つま先がはがれたし。
二度とサロモンは買わないと誓った。
やっぱりモンベルのトレイルグリッパーの靴を
履いてくるべきだった。
これは1年以上履いているが、
つま先がはがれる兆しもない。
しっかりくっついる。
グリップ力も問題ない。
安心して岩に足を乗せられる。
次回の樹海歩きには
必ずモンベルを履いて行こう。
リュックの中にレジ袋を入れて、
荷物はその中にすべて入れたのは良かった。
背中とリュックの間に雨が入り、
リュックが濡れてしまうのだ。
レインカバーは表面だけしかカバーしてくれない。
それも以前の雨歩きで学んだ。
と、雨の中歩くと
とても勉強になる。
本番の登山ではミスは致命傷になる。
すそ野ツアーは平地歩きなので、
命の危険は少ない。
こういうチャンスに色々試して
勉強しておくのがいいね。
でも、やっぱり晴れた日に
富士山を見ながら歩きたい。
ゴール地点で雲がとれ
一瞬雪をまとった富士山が顔を出した。
やっぱり富士山には雪が似合う。



コメント