赤城山、榛名山、妙義山を合わせて
上毛三山といいます。
赤城山や榛名山はバスでのアクセスがいいので、
登山初期から何度も足を運んでいたのですが、
妙義山は松井田駅からバスがなく
歩くと登山口まで1時間かかるので、
行くのに躊躇していました。
が、今では色々な山に行くようになり、
登山口まで1時間なら許容範囲。
なら妙義山へ行ってみようと調べたところ、
どうやらヒルが沢山いる様子。
ヒルの活動が低下し始めた
11月に出かけてきました。
信越線松井田駅からすでに目の前に
ギザギザ頭の妙義山がばーんとお出迎え。
格好いいなあ。
しかし私の実力では
ギザギザ頭を行く上級者コースは無理。
そんな人向けの登山道である
中間道というのがあるのです。
これなら誰でも歩けるようで、
今回は中間道を歩きながら
ギザギザ頭を鑑賞しようとコースを設定しました。
妙義山は凝灰角礫岩の岩山で、
八海山と同じように
手足をひっかける箇所が少ないため、
鎖がないと登れません。
そして両手で鎖をつかむので
三点支持ができずとても怖い。
中間道を歩くだけなので
鎖場はないだろうと思っていましたが、
ついつい石門群が見たくて侵入したところ、
そちらは鎖場の連続。
登るのは何とかなったのですが、
下りが恐怖。
何しろ足の置き場がない。
鎖にしがみついて足の置き場を探しながら、
怖いよーと叫びたくなりました。
私には鎖場しかない上級者コースは
絶対無理と再確認。
妙義山の山頂に行く日はないでしょう。
でもこのドキドキ体験は
癖になるかも。
桜の名所でもあるらしいので、
今度は春に行ってみようかな。



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