紅葉の谷川岳一の倉沢

上越線

 前回初夏に一の倉沢に行った後、その時の動画を初めてYouTubeにアップしました。

雨で岸壁は見えなかったものの、ノリウツギなどの花や残雪があり

それはそれで楽しかったです。

娘は一の倉沢に行くというと必ずついてくるくらい、

何度行っても魅力的なところ。

(谷川岳登山も含めて今回で12回目!)

 秋の紅葉シーズンの谷川岳は、車、バスは渋滞で動きません。

ロープウェイは切符売り場から長蛇の列。

そのため今まで行くのをためらっていましたが、

一の倉沢ならロープウェイは乗らないし、土合駅から歩けば渋滞もなし。

ただ久しぶりの登山で、娘が土合駅の450段の階段を登った後、体力が残っているか心配。

そのため越後湯沢まで新幹線で行き、そこから上越線で戻ることにしました。

(地下にあるのは下りホームのみで、上りホームは地上にあるので階段はありません)

いつもの長い乗車時間と違い、新幹線は速くて楽。

いつもこれにしよう!と娘。

あのね、金額がだいぶ違うんですけど。

 土合に着くとそこは紅葉真っ盛りでした。

赤や黄色茶色のパッチワークに彩られた山肌にうっとり。

空気が美味しいねとマスクを外して、

落ち葉のにおいの混ざった冷たい空気を思い切り吸い込みました。

落ちたての葉には強い芳香があるんですよね。

 今日はロープウェイの駅には行かずに、土合橋から林道に入ります。

ここは数年前に橋が流され、水の多い季節は川を渡れません。

この頃大雨は降っていないためか、今日は水は全く流れていませんでした。

湯檜曽川に沿って進むこのコースは、とても気持ちがいいんです。

ちょっと上高地に雰囲気が似ているので、私は群馬のプチ上高地と呼んでいます。

落ち葉を踏みながら、右側に見える白毛門の紅葉を満喫。

i一の倉沢からみた紅葉の白毛門

いつもは一の倉沢までこの道を歩くのですが、

最後の急な登りは娘には無理と判断。

今回はマチガ沢に出て、そこから舗装道路に合流しました。

電気バスも走るこの道路はさすが観光地。人がいっぱいです。

 今日は曇りですが、何とか一の倉沢の岸壁を拝むことが出来ました。

紅葉を両脇に抱える岸壁は圧巻。

あまりの迫力にため息しかでません。

動画に撮ってもその迫力は映りにくいので、

ぜひ一度行って生で見てほしいです。

次回谷川岳に登るときは、オキノ耳の先にある[のぞき]まで行って

上からこの一の倉沢をのぞこうと決意しました。

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