尾瀬の福島側の玄関口である会津尾瀬口駅に向かう途中、
電車の中から見えた、ホームを横切る川に驚いたのが龍王峡駅。
ここで下りたらすぐに川沿いを歩けるのでは?
予想通り、次の駅の川治温泉まで遊歩道がありました。
去年の10月に娘と龍王峡から川治温泉まで歩いたのですが、
結構距離が長かったので娘がバテバテ。
やっと着いた川治温泉駅は無人駅で、店もなく
(川治湯元駅が温泉地のようです)
自動販売機のジュースでのどを潤しました。
今回は前回と逆、川治温泉から龍王峡まで歩く計画です。
それならゴールである龍王峡で食事ができる。
(龍王峡は観光地)
さらに下りになるので娘も歩きやすい。
と思ったら、当日疲れたから行かないと娘。
はいはい、今回も一人旅ですね。
午後から雨予報のため、早朝に出発しました。
早朝におばさんが一人で歩いていても、
山の恰好をしていると怪しまれなくていいですね。
私の山着はピンク色が多いのですが、
それは街ではピンクを着ないからです。
小さい頃はピンクが大好きだったのですが、
中学生の時に同級生にピンクのコートを笑われて以来、ピンクは封印。
ずっと避けてきた色でしたが、最初に山着をそろえた店の店員さんが
ピンクを指し色にしてコーディネートしてくれました。
え、ピンク?と思ったのですが、山では目立った方がいいしねと納得。
それ以来購入する小物はピンクにそろえ、
今日もジャケットと手袋がピンク。派手ですね。
紅葉は見頃を過ぎていましたが、所々残っていて
そのたびに歩みが遅くなります。
鬼怒川沿いの遊歩道は細いところもあり、すれ違いが難しい。
団体さん御一行がいらしたので、脇によけて待っていると
思いのほか人数が多くて、列がなかなか途切れない。
仕方がないので川の方を向いて景色を見ていると、
疲れたの?いい景色なの?
とご年配の男性が話しかけてきました。
あのー、あなた方が通り過ぎるのを待っているんですが。
どうやら私を仲間の一人と勘違いしたようです。
この人はうちの団体の人じゃないよと
お仲間の一人が説明していました。
龍王峡から歩いてきたようで、団体にしてはずいぶん出発が早いですね。
龍王峡駅に近づくにつれて渓谷が深くなり、滝が何本も現れます。
最初の橋を渡り、向こう岸の滝を堪能していると
吊り橋は遠いですかと、観光客の男性にに声をかけられました。
すぐそこですよと答えたら
連れの孫がすぐそこ、すぐそこと飛んでいきました。
あれ、私にはすぐそこだけれども
観光客にはすぐではなかったかも。
ごめんなさいね。
まあ滝も見られるし、がんばって歩いたほうがいいですよ。
ほとんどの観光客は龍王峡の駐車場から降りてきて、
最初の吊り橋で引き返していました。
そのつり橋からの眺めは絶景。
紅葉の見ごろの時期はたぶん大混雑でしょうね。
今日はすいてるからと、売店のおばさんに昼食を食べていかないかと誘われました。
途中でおにぎりを食べたので、おなかすいてないんだけれど。
勧められた湯葉そばをペロッと食べてしまいました。
果物や漬物、花豆までついていて盛りだくさん。
沢庵はおにぎりを包んでいたホイルに包んで持ち帰り、
夕食に美味しくいただきました。
次回はお土産に購入しよう。
観光地は楽しいですね。
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