桐生 吾妻山

両毛線

 人気登山YouTuberのかほさんが数年前、

桐生市内のお店から登山で使えるバンダナをプレゼントされたので、

その店を訪れる様子がアップされていました。

その時にかほさんが登ったのが吾妻山です。

東京からわざわざ訪ねてくるほどなので、私も行ってみたいと思い一度登りましたが、

人気の山なので人がすごい。

コースは急登もあり、落石が怖かった思い出があります。

(人が落とす石も怖いが、自分が落とした石が人に当たったらと思うとさらに恐怖)

山頂は大混雑で座れる場所もなく、

すこし下ったところで、赤城山をみながらおにぎりを立ち食いしました。

それ以来登っていなかったのですが、12月に入り花も紅葉も終わり、これからは山を見る季節。

そういえば両毛線から赤城山がきれいに見えたなと、久しぶりに桐生へ行くことにしました。

登山口の吾妻公園入口

 今回は12月の平日なので、山もすいていると思ったのですが、

この山は市民に愛されていて、毎日の散歩のように登る健脚者が多い。

山の挨拶「こんにちは」が形式的でなく、近所の人の挨拶でした。

山頂にはノートが積まれていたので、そこに登山を記録しているらしい。

箱根の金時山みたいですね。

きっと何千回と登っている人がいることでしょう。

同じ山に登り続けるってすごいですね。

飽きないのかしら。

 2か所ある男坂は急斜面の岩場で、なかなかスリリング。

登りごたえがあります。

山頂近くからは、赤城山が見えて素敵。

冬は葉が落ちているのでよく見えます。

山頂からは桐生市内が一望。

ベンチも前回より増設されていました。

残念ながら15分ほど先にある女吾妻山は展望なし。

大きな看板の裏側が見えるだけでした。

鳴神山まで縦走できるようです。

3時間40分8.5kmと看板あり。

いつか行ってみたいなあ。

 吾妻山に戻りベンチでおにぎりを食べました。

隣に座った近所の団体さんは、お弁当を食べながらコロナワクチンの話。

なんでも副反応について医者に聞いたら

(5回目の接種でその質問って?)

不安なら打たなくてもいいですよと言われたとか。

なんか雑な返答だなあ。

そのあとその方が接種したのか気になったのですが、

他の人が私は全然平気だったとか、腕が腫れたとか言い始めて大盛り上がり。

人の話聞かない、聞かない。

その後山に登れなくなった友達の話に移り、

この山は急なところが二か所あるから

誰でも登れるわけではないねと。

そうですね。この山に登れる年配者はエリートですね。

登山しているとエリート年配者にしかお会いしないけれど、

考えたらすごく少数派なんですよね。

私もおばあさん山をめざして、鍛えないと。

桐生のエリートたちに元気をもらえた登山でした。

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