奥日光(竜頭の滝から湯元温泉)

東武線

NHKの百名山という番組を知っていますか?

おばさん山になってからの私の情報源の一つです。

が、あまりに難易度が高すぎて活用できません。

唯一何度も通っているのが

番組で日光白根山に登る前日、

ハイキングとして紹介された今回のルートです。

竜頭の滝から湯元温泉まで、ずっと湯川沿いを歩く素敵なコースです。

紹介されたコースはその後の台風で登山道が通行止めになり、

今では一部う回路しか歩けません。

そして大雪で木道が痛み、その整備のため今回は戦場ヶ原も通行止めになっていました。

仕方がないので小田代が原経由で湯滝へ向かいます。

 日光は観光客も多く、ハイキングコースを普段着で散策する人もいます。

前を歩くご夫婦も肩掛けカバンにスニーカー、手にはレジ袋に入れた飲み物。

年齢は私より5歳くらい上に見えます。

だいたいこういう方はゆっくり歩くので、さっさと追い越すのですが

なんと歩くのが早いこと。

撮影をしながら歩く私と同じペースです。

途中旦那さんの方が疲れたようで、立ち止まりました。

その横をすり抜け奥さんも抜かそうと思ったのですが、

同じペースで歩いているので抜かせません。

旦那さんが待ってくれと後ろで声をかけますが、

あなたが早く歩けばいいと言って、ペースを落とさない妻。

私は夫婦に挟まれた格好で狭い道を歩く羽目になりました。

気まずい感じ。

 以前冬の日光で、雪歩きに疲れ休憩スポットでお菓子でも食べようと思って立ち寄ると、

ご年配の奥さんのリュックにダウンをしまう夫に遭遇。

奥さんが自分でやろうと手を出した途端、

俺がやっているんだから触るんじゃないと怒鳴り声をあげる夫。

こんな素敵な雪景色の中で怒鳴り声を聞くとは!

休憩を中止し早々に退散したことがありました。

 それを思い出しながら、レジ袋を振りながらさっそうと歩く奥さんの後ろ姿を見ながら歩く私。

一緒に歩けばいいのになと思いますが、

熟年夫婦には色々歴史がありますから、若いカップルのようにはいきません。

 若いカップルといえば、数年前夏の戦場ヶ原で

登山YouTuberになるにはどうしたらいいかを延々と議論しているのに出会いました。

顔出しは必須だよね、でも無理だよねとの内容に大きくうなずいた私。

その時は自分がYouTuberになるとは全く考えていなかったので、

今となってはもっとよく聞いておけばよかったなあと後悔。

あの時のカップルは無事にYouTuberになれたのかな。

 その後本日の熟年夫婦は、旦那さんがパワーを回復。

無事奥さんに追いつき、仲良く話しながら立ち去りました。

めでたし、めでたし。

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