毎年1月から2月にかけて、ロウバイの咲く季節に必ず登る山、宝登山。
ロープウエイでも登れるので、とにかく人が多い人気の山です。
ロウバイだけでなく展望がすごい。
奥秩父の山々が一望でき、ため息しかありません。
特に両神山がみえると、テンションが上がりますね。
あのギザギザの山は何と、
ロープウエイ利用の観光客に聞かれたことがあります。
関西の方が両神山に登ったYouTubeを見たことがありますが、
その方が、なぜここが百名山なのと言っていました。
それはね、両神山が富士山のように遠くから眺める山だからです。
秩父の低山から両神山が見えた時の、あの特別な感じ。
深田久弥は絶対百名山から両神山を外そうなんて、一度も迷わなかったはず。
たぶん。
長瀞アルプスは秩父鉄道野上駅からスタート。
下山を長瀞駅にすると、帰りに長瀞でご飯食べたりお土産を買ったりできます。
おすすめ。
今回は平日の早朝のためか、野上駅で降りたのは私一人。
とにかく寒い。足先が凍っています。
早く歩いて解凍しないと。
今回は阿佐美冷蔵のかき氷に使う氷を作っている氷池に、初めて立ち寄りました。
せっかく登ったのに100m近く降りますが、見ごたえ十分。
この冬は暖かい日が続いていましたが、今朝から寒波到来。
いい感じに凍っていますね。
帰りに阿佐美冷蔵に寄ったのですが、
寒いのでかき氷は食べませんでした。
氷室のしずく餅、上品な甘さでとても美味しかったです。
宝登山への最後の急登は階段地獄。
まず毒キノコ注意看板前で上着を脱ぎ、水分補給。
さあ、がんばるぞ。
いつもは沢山の人が階段の途中で息を切らせて立ち止まっているのに、
今日は誰もいないからちょっと寂しい。
私の荒い息だけが山にこだまします。
この頃平地歩きが多かったせいで、体がなまっているなあ。
何とか階段を乗り越えて登頂。
曇り空だから山は見えないかなと思ったけれど、
うっすら両神山が見えました。うれしい。
ロウバイの香りと秩父の山々に囲まれておにぎりタイム。
貸切の山頂なんて初めて。
ロープウエイがまだ運行していない時間に登るの、アリですね。
いつもだったら混雑してとても座れないベンチに腰掛け、
心行くまで秩父の山々を楽しみました。
その後、ロウバイ園を通り抜けながら下山。
まだ一月だけれど春を感じますね。
晴れていたら青空とロウバイで最高なんだけれど、
雨予報が曇りになっただけ良かったとしましょう。
ロウバイって水仙と同じ香りだと思いませんか?
香りの成分が似ているのかしら?どちらも大好き。
下山後長瀞の岩畳を散策。
8000万年前に大陸プレートの下に入り込んだ岩の上を、こうして歩ける不思議さ。
ロマンですねえ。
秩父赤壁を見た後、断層やポットホールを探したのですが不明。
城ヶ島でも思ったのですが、スポットには標識を付けてほしいなあ。
素人には見つけられないです。
長瀞土産は雷神堂のおせんべいがおすすめ。
必ず購入します。
本当においしいですよ。
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