初めての白馬 栂池自然園

中央線

 長野県の北部にある白馬は、首都圏から日帰りするには難しい距離にあります。

しかし、ハイジのブランコのある岩岳スキー場や、五竜の高山植物園、八方池や栂池自然園など

魅力的なスポットが満載のエリアです。

一番行きたいのは八方池なんですが、こちらは天気が良くないと残念な結果になります。

見たいのは八方池に写る白馬の山々。これが素晴らしいんです。

そのためには2泊3日で予定を組んで、晴れた日に行く必要があります。

そんな休みは取れないので、今回は1泊2日で栂池に泊まることにしました。

 新宿からあずさに乗り白馬へ。

今回は娘と二人旅です。

途中穂高や大町付近で北アルプスの絶景がみられるはずでしたが、あいにくの曇り空。

車窓からの絶景は冬の晴れた日に来るのがいいようです。

白馬に5分遅れて着いたので、バスの時間まで5分しかありません。

急いで降りると放送が入り、雷雲発生のためあずさは終点の南小谷まで行かれないとのこと。

まあ私たちはここで降りるし関係ないと思い(関係あるでしょ。雷ですよ!)

バスに飛び乗ると雨が降ってきました。

自然園だから雨でも傘をさして歩けるし。

でも白馬の絶景がガスで隠れて見えないのかとがっかり。

泊りの旅行は天気を見て予約できないのが難ですね。

 栂池高原で降りてゴンドラ乗り場へ。

切符を買おうとしたらなんと、雷雲発生のためゴンドラが停止している!!!!

栂池自然園はゴンドラとロープウエイを乗り継いで行く、山の上にあるのです。

再開するまでレストランでお待ちくださいとのこと。

仕方がないので1階にある足湯カフェに入りました。

歩くことが嫌いな娘は、ラッキーと言って足湯に入ります。

私は夏の温泉が苦手(さらに暑くなってどうする!)なので、

足湯には入らず。

入らなくても足湯の近くにいるだけでも暑いので、

一人傘をさして近くを散策するも、あるのは宿泊施設とスキー場だけ。

バスに乗ればいろいろ見どころはありそうですが、バスの本数が少なくて今日は無理そうです。

仕方がないので、ホテルに行こうかと思っていたら、やっとゴンドラが動きました。

切符売り場の方に、雷雲がなくなったわけではないので

すぐに降りないとまた停止する可能性があると脅され、

はい、すぐに降りてきますと無理無理乗車。

山の上では空気が美味しい!長野の味がします。ほんとに。

すっかり舞い上がった私は栂池自然園を満喫。

水芭蕉やリュウキンカの美しさに酔いしれました。

水芭蕉って結構香りが強いんですね。

早く帰る約束でしょと娘にせかされ泣く泣く下車。

1周4時間のコース、歩きたかったなあ。

 道中すれ違った、白馬連山を縦走し栂池に降りてきたガチな登山者を、初めて見て驚く娘。

山の世界は奥深い。母には真似できないので安心してくだされ。

 ホテルでは貸切風呂を予約。

何年振りか二人で一緒に入りました。

親子水入らず、なかなか素敵な山旅でした。

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