春の妖精、スプリングエフェメラルというのを聞いたことはありますか?
春の初めに咲く、可憐な小さい花たちのことをそう呼びます。
セリバオウレン、セツブンソウが有名ですね。
昔はそこらの山に沢山咲いていたんでしょうが、
宅地開発された今では、大切に保護されたところでしかお目にかかれません。
今でも登山道を外れた山の中にひっそり咲いているかもしれませんが、
あまりにも小さい花なので、絶対に見つけられないだろうなあ。
今回はセリバオウレンに会いに、武蔵五日市にある都立小峰公園にお邪魔します。
去年は駅から車道を歩いて公園を往復しましたが、
武蔵五日市は登山スポット。
せっかくなので、今年は山道を歩いて小峰公園まで行くことにしましょう。
300mくらいの低山を経由する計画で、
歩き足りなかったら公園内を散策しようと思っていましたが、
いやいや山をなめてはいけませんよ。
低山は階段で一気に頂上へ登らせるので、
結構きついんです。
そのうえ網代城山から弁天山に行くには、
一度がくっと下り、その後登り返すパターン。
そして目的地小峰公園に行くには、再度網代城山に登り返すというハードなコース設定。
失敗した。
一駅手前の武蔵増戸で降りて、弁天山から網代城山と縦走し
小峰公園に降りるべきでした。
頂上でお会いしたご夫婦は、同じ電車に乗っていて
(妻のウエアが可愛かったので覚えている)
武蔵増戸で降りていました。
来年は私もそうしましょう。
そういえば登山口で会った別のご夫婦はトレランの服装でしたが、
このコースはトレランには向かないのでは?
同世代でしたが、すごい体力ですね。
山道を走るなんてとても無理。
膝をやられること間違いなし。
長くおばさん山を続けたいので、
体は大切にしないとね。
無事に山を越えて小峰公園に到着。
春の妖精たちは今年も咲いているかしら?
いつもの場所にカメラマンの姿はなく、
あら、時期が早すぎたかなあと思ったけれど、
いました、いました。
可愛い妖精たちがたくさん!
あまりに小さすぎて、ピントが合いづらい。
地面に這いつくばるようにして、必死にスマホと格闘していると
来ました来ました、野鳥の会望遠レンズを持ったカメラマンたちが登場。
春の妖精たちの撮影会が始まります。
やっぱりこうでないとね。
公園のベンチでおにぎりを食べながら、
今年もセリバオウレンに会えてよかったなあと、
幸せとおにぎりをかみしめました。
来年も会いに来るからね。
盗掘されないで待っていてね。
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