梅の季節です。
今までわざわざ梅を見に出かけたことはなかったのですが、
(近所にいくらでも咲いています)
以前から行きたかった幕山に行くことにしました。
幕山は梅林の中に登山口があります。
せっかくなら梅の時期に登りたいですよね。
湯河原駅に着いたら、日曜日ということもあり大勢の人がいました。
皆さん登山姿。
にぎやかな登山になりそうですね。
バス待ちの私の前後に団体様御一行がいて、
バスが来たら後ろの人たちが
団体は一緒にいた方がいいよねとか言って
急に私の前に割り込んできました。
おいおい。
そのおかげで二台目のバスに乗ることになり、
無事座れました。
ありがとう。
湯河原梅林、幕山公園は、入園料200円。
梅林の中に登山口があるので、入らないわけにはいきません。
ここはやはり梅の季節に来るべきですね。
梅は五分咲きでしたが、甘い香りがして癒されます。
ロープを担いでいる人もいて、どうやらロッククライミングができるようです。
すごい山ですね。
つづら折りの登山道をしばらく登ると、
海と真鶴半島が見えました。
海が見えるとテンション上がりますね。
登り始めは寒くて、手足が冷たく固まっていましたが、
晴れてきたら急に暑くなりました。
もうすぐ春ですね。
幕山山頂にはベンチがなかったので、
次の南郷山までの道を歩きながらおにぎりを食べました。
南郷山へ行く途中に、自艦水という池があります。
ここは源頼朝が石橋山の合戦に敗れた後、逃げ込んだ山なんですね。
その時この池の水を鏡にして身なりを整えたとのこと。
初めはここで自害しようとしたらしい。
そのため自害水という別名もあります。
池の近くは立ち入り禁止なので、
私の姿を池に映すことはできませんでした。
残念。
南郷山も海が見えて素敵な山頂でした。
でもこちらもベンチはなし。
箱根もそうですが、この近辺の山はこの時期霜柱ができるためか、
地面がぬかるんでいて休憩がとりにくいですね。
ベンチ置いてほしいなあ。
白銀林道という素敵な名前にひかれて、
帰りはこちらを歩くことにしました。
が、すごい急坂。
当然滑って尻餅をつきました。
下山に使うのはやめましょう。
梅林に戻ったら、朝は登山者しかいなかったのですが
観光客がたくさんいました。
いろんな種類の梅の木が植えられているので、
パンフレットを片手に
珍しい品種を見てまわる子供がいました。
そんなに珍しい梅が植えてあるのか。
私も探検したかったけれど、登山で疲れたので
駅前のカフェでランチを食べて帰りました。
梅と源頼朝と海。
充実した山登りで、大満足。
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