初めての赤城山

おばさん山になるまで

 登山装備をそろえた私は、近場の山を散策することにしました。

谷川岳での教訓をふまえ、電車、バスの乗り継ぎだけではなく

バス停を降りてからの歩き方や現地の地図、天気を事前にチェック。大切です。

 赤城山は前橋からバスで1本、終点のビジターセンターで下車し地図をゲット。

覚満淵というちょっと尾瀬に似ている沼を経由して、小沼に向かいます。

看板も整備されていてわかりやすく、気持ちのいい森林歩きです。

途中、長七郎山への分岐がありました。

でももらった地図にはコースタイムが記載されていないため、どんな規模の山なのかわかりません。

危険なので近寄らずに小沼へ。

 なんて素敵な沼なんでしょう。

透明な水が砂浜にしずかに漂っています。

子供がいたら、すぐ靴を脱いで水際で砂遊びを始めるに違いありません。

山の上にはこんなにきれいな場所があるんだ、日本って素晴らしいなあと感動。

遠くまで行かなくても、山に登ればたくさんの絶景に出会えることを実感しました。

小沼のほとりを散歩していたら、急に大きな犬が私の横にいるではありませんか!

よく見るとリードがありません。

犬はあと2匹いて、沼で泳いでいます。

気持ちよさそうです。

飼い主が呼ぶとすぐに去っていきました。

街と違って山は自由なんだな。

 おとぎの森への分岐を知らせる看板を見つけました。

素敵な名前じゃありませんか。

おとぎの森とは、聞いただけでワクワクします。

でもビジターセンターの地図にはコースタイムがないので、

どのくらい遠いのかわかりません。

街中なら何とかなるさと突き進むのですが、ここは山の中。

泣く泣く諦めました。

地図って大切だな、と実感。

 早速帰宅してから、登山者がどのように現在地などを把握しているのか調べました。

紙地図は値段も高いし山ごとに分かれているので、その都度購入していたら大変です。

コンパスも難易度が高そう。

そうこうしているうちに、いいものを見つけました。山アプリです。

YAMAPとヤマレコ、両方ダウンロードしてみました。

YAMAPは地図に等高線が付いていて、上級者向けな感じ。

初心者でおばさんの私はヤマレコの気軽さを選択。

事前にコースを決めてダウンロードしておくと、

通信ができない山の中でも、GPSで位置を把握し現在地を知らせてくれます。

なんて便利なんでしょう。

ヤマレコのおかげで一人で山に入る勇気が湧いてきました。

後日無事におとぎの森を訪れることができました。

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