東武鉄道では、尾瀬夜行という深夜特急が週末運行中です。
早朝現地に着くのでたっぷり過ごせます。
燧ケ岳や会津駒ケ岳登山にも便利。
まあ、私には無理な山ですが。
私の体力では、全行程5時間以内の山しか登れません。
土曜の夜中に尾瀬夜行に乗り、会津高原尾瀬口駅へ向かいます。
残業続きでふらふらな体を引きずり乗車。
疲れているからすぐに眠れると思ったら甘かった。
蒸気アイマスクも効果なし。1時間眠れたかどうか。
沼山峠へのバスの中では熟睡できたので、何とかなるでしょう。
沼山峠でバスを降りたら、風が強くて寒い!
おにぎりよりカップラーメンが食べたい。
(沼山峠には売店はありません)
寒さの震えながら朝食を済ませて、尾瀬沼へ出発します。
尾瀬沼まで3.3km。初めて福島側から入ります。
尾瀬は群馬と福島にまたがっており、
尾瀬ヶ原は群馬側から、尾瀬沼は福島側からアプローチするのが一般的です。
山で言うと至仏山は群馬、燧ケ岳は福島となります。
至仏山は短いコースで2回ほど登ったことがありますが、
燧ケ岳は短いコースがないため、私には登れません。残念。
大江湿原ではニッコウキスゲが真っ盛り。
黄色いじゅうたんが広がります。
ワタスゲの白も美しい。
遠くに尾瀬沼の青が見えて、テンションが上がります。
時間がたっぷりあるので、小淵沢田代を散策することにしました。
テント場からの登りは結構急でぬかるんでいて、
途中滑って転びすっかりドロドロに。
靴の中にも泥水が侵入し、ぐちょぐちょ。
しかし、行ってよかった。
湿原を独り占めです。
(みんなニッコウキスゲに夢中で、大江湿原から上がってこない)
誰もいないのでリュックを下ろし、木道を走ったりして大はしゃぎ。
思う存分楽しみました。
その後尾瀬沼を周回。ガスも晴れ、燧ケ岳の雄姿が現れました。
尾瀬沼山荘付近からは、尾瀬沼の向こうに燧ケ岳が見え、絶景です。
帰りの沼山峠へ向かうとき、二組のカップルに遭遇。
私も含めみんな12時50分発のバスを目指します。
一組目はすごい速さで歩きます。
大江湿原ではついて行けたのですが、登りは無理。
すっかり見えなくなりました。
次のカップルはペースが同じだったので、その方たちの後ろを歩くことに。
小股で歩いていたら、ゾーンに入りました。
こうなると最強モード、延々に歩けます。
(脳内物質が出ているのでしょう。マラソンと同じですね。)
一組目のカップルが休憩していたので追い越し、
前のカップルもへばったので追い越し、
下りになりペースアップし一着でゴールするも、5分足らず。
バスは行ってしまいました。
そしてみんな仲良く次のバスに乗りました。
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