尾瀬ヶ原 水芭蕉

上越線

 尾瀬ヶ原に前回訪れたのは初秋のころ。

山歩きを始めたばかりだったので、

尾瀬なら平地歩きだから大丈夫だろうという

安易な考えで計画を立てました。

実際は鳩待峠から山の鼻まで延々と下るので、

これって帰りに登ることになるんだよねと

そこで計画の甘さに気が付いた覚えがあります。

 その後、尾瀬ヶ原は至仏山から眺めるだけでしたが、

有名な尾瀬の水芭蕉を一度は見ておかないとね。

今年は雪解けが早かったので、今週が見頃のはず。

 当日は曇りのち晴れ。

いつもは真夏に至仏山に登るので、

初めて見る残雪の至仏山に感動。

至仏山は高山植物保護のため、

残雪期は立ち入り禁止なのです。

肝心の水芭蕉は、数日前に霜が降りたようで茶色に変色していました。

残念。

山の鼻近くの水芭蕉と竜の形に残雪が残る至仏山

毎年来ている人が、

こんなんじゃないのにと嘆いていました。

それでも山の鼻までの登山道脇の水芭蕉は、

霜の被害にあわずにきれいな姿で出迎えてくれました。

水芭蕉の甘い香りもいいですね。

 地塘では、カエルの鳴き声が響いていました。

そういう季節なんですね。

ただ木道歩きは難しい。

前後の人のペースに合わせて歩かないといけないし、

撮影したくても止まれないことも多い。

今回は乾いていましたが、濡れた木道は滑りやすい。

気を抜くと足を踏み外しそうになるし。

とても疲れました。

 百名山である群馬側の至仏山と福島側の燧ケ岳、

両方見えるのは贅沢ですね。

今年は燧ケ岳、途中まででもいいから登ってみようかな。

いつかは登りたい燧ケ岳

 尾瀬ヶ原から至仏山をみると、

山の鼻からの登山道がはっきり見えました。

実力不足の私はいつも鳩待峠からのピストンですが、

よし、今年の夏は山の鼻から登ろう!と決意。

そのためにしっかりトレーニングしないとね。

 鳩待峠への帰りの登りは、歩荷さんと一緒になりました。

尾瀬の歩荷さんはYouTubeをしているので、

ベンチで休憩中の方から

いつも見てます

チャンネル登録してますよ

と声がかかります。

いや、あれは先輩がやっているのでと苦笑い。

でも、ありがとうございますと答えていました。

 途中で疲れて休憩に入った歩荷さんを追い越し、

無事鳩待峠に到着。

木道歩きで退屈していた私にとって、

この最後の登りは楽しいアトラクションです。

やっぱり汗をかかないとね。

そしてご褒美の花豆ソフトクリームを食べ、

今日の記念にモンベルの水芭蕉Tシャツを購入しました。

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