娘が早朝、川に行きたいと寝室に入ってきた。
えっ、今日は滝を見に日光に行く予定なんだけど。
計画を変更して、インスタ映えスポットとして有名な
新潟県の清津峡に行くことにしました。
越後湯沢から10時半のバスに乗るため、
ネットで新幹線のチケットを取ります。
旅慣れているから早い!
早めに着いた越後湯沢駅にて、笹団子や柿の種のおやつを購入。
現地のおやつを食べるのも、旅の楽しみの一つですね。
日差しは強いですが、さわやかな風が吹いて気持ちがいい。
やっぱり山はいいなあ。
清津峡入り口でバスを降り、帰りのバス停で時刻表の写真を撮影。
写真を撮ったことで安心して、
全く時間を気にせず出発。
観光地だし、近くに食堂もあるから
バスの時間までゆっくりすればいいでしょう。
清津川沿いを峡谷まで30分ほど歩きます。
昨日まで雨だったのに、川の水がきれい!
気持ちが良さそうなので、第二駐車場から川に降りて休憩。
清津川は川幅や水量も娘の好みに合っていたようで、気に入ってもらえました。
良かった。
清津峡は日本三大峡谷の一つで、
ほかの二つは黒部と大杉谷というそうそうたるメンバー。
そんなところと肩を並べて大丈夫?
と、心配していましたが
凄いです。ここ。
圧巻の柱状節理。
さすが日本三大峡谷。
インスタの映え写真を撮っている場合ではありませんよ。
柱状節理を撮らないと。
700万年前、まだここが海中だった頃、
マグマが流入し冷えて固まる際にできた柱状節理。
だから広範囲なんですね。
落石事故がある前までは、登山道を歩けたようです。
その後安心して峡谷が見られるようにトンネルが作られ、
2018年に芸術作品としてリニューアル。
映えスポットでは、観光客が柱状節理に背中を向けて
映え写真撮影に必死です。
順番待ちの列ができていて、
ゆっくり峡谷を見られないのが残念。
今度は人の少ない平日に行きましょう。
さて、帰りのバスは何時かな?
歩きながら時計を見たら、ちょうど12時台のバスが発車したところで
次のバスは3時57分。
えっ、3時間以上あるの?
どうするよ。
ゆっくり歩いていたら娘が、
おなかがすいたからバス停近くの食堂へ行こうと提案。
そうだね、そこでまったりしましょう。
食堂に着いたらお店の人が、入口で掃除機をかけています。
そしてその横にはガラスの大きな破片が沢山!
話を聞くとお客さんが自動ドアをタッチせずに、
閉まっているガラスドアに激突したらしい。
今日は臨時休業ですと言われました。
なんてことでしょう。
3時間もどうすればいいの。
途方に暮れる二人。
ラッキーだったのは、食堂の前にテーブルとベンチがあり、
駐車場にトイレがあったこと。
そこで持参した新潟のおやつを食べ水を飲み、
トイレも借りて昼寝と読書をしながら
3時間滞在させていただきました。
お店の人には文句を言われるどころか、
帰りに店で提供しているおにぎりを、
無駄になっちゃうからと5個も分けていただき
感謝しかありません。
清津川沿いでとれたお米で作ったというおにぎりは、
凄く美味しかった!
本当にありがとうございました。
新潟、ますます大好きになりました。
コメント