冬の奥日光は雪景色。
山と違って傾斜が少ないので、私にも雪歩きが楽しめるだろうとやってきました戦場ヶ原。
ちゃんとモンベルにてチェーンスパイクとゲイターを購入しましたよ。
竜頭の滝のバス停を降りると、道路は凍っていてツルツルです。
早速チェーンスパイクを装着。登山道を目指します。
が、戦場ヶ原へのハイキングコースは毎年雪の季節は通行止めとのこと。
ガーン。
仕方がないので竜頭の滝を見てバス停に引き返し、再度バスで戦場ヶ原へ。
赤沼で降り、湯川を見ながら戦場ヶ原へ入ります。
一面の雪景色です。
鳥の声がさえずり緑に囲まれたにぎやかな夏と違い、
雪がすべての音を吸収して静まり返っています。
雪を踏みしめるきゅっきゅという私の靴音だけが響く、幻想的な世界。
しかし、雪歩きはしんどい。
一歩一歩が重く、体力を奪われます。
戦場ヶ原ってこんなに広かったかしら?
頑張って湯元温泉まで歩く計画でしたが、
急遽取りやめて光徳温泉方面へ抜けることにしました。
戦場ヶ原を横断するこの木道、初めて歩きます。
誰もいなくて気持ちいい!
と思っていたら、木道の上を茶色いものが歩いています。
犬かなあ?でもリードでつながれていません。
茶色い物体はまっすぐ木道の上を私の方に歩いてきます。
キツネだ!
急いで立ち止まりカメラを用意します。
キツネは木道の下の何かに気を取られているようで、
全く私に気が付いていない様子。
ほとんど触れるくらいの距離まで近寄ってきて、
びっくりしたな、なんだよお前、いたのかよ
とクールに木道を降りて去っていきました。
素敵な思い出です。
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