7月の至仏山

上越線

 尾瀬ヶ原から見える二つの山。

群馬側にあるのが至仏山です。

今回で4度目の登山。

本当は山の鼻の登山口から登る予定でしたが、

夜行バスの予約が出来ず、当日始発で尾瀬入り。

そのため登山開始が10時過ぎになってしまいました。

山の鼻登山口には、遅くとも9時までにはスタートするようにとの

案内があります。

仕方がない。

今回も鳩待峠ピストンで行きましょう。

 尾瀬の看板の前で、中国の方から写真を撮ってとお願いされました。

その後、私の後をついて行っていいか聞くので、

山へ登るんですか?と質問。

山へは登らないというので、山の鼻へのコースを案内しました。

観光の恰好で百名山には登れませんよ。

 今日は曇り予報なので、尾瀬ヶ原は見えないだろうと思っていましたが、

途中、燧ケ岳と尾瀬ヶ原を見ることが出来ました。

(頂上からは真っ白で全く見えず)

やっぱり見えるとテンション上がりますね。

尾瀬ヶ原と燧ケ岳

 花の写真を撮影しながら登っていたら、

前を行くご婦人も花に興味があるようで、

写真を撮りながら歩いています。

その方に先をどうぞと譲られたとき、

どこまで行くんですかと聞かれました。

えっ、頂上まで行きますけれど。

私は頂上は無理かしらと言って、

その方はそこで立ち止まってしまいました。

えっ、せめて小至仏山まで登ったらいいのに。

そう言いたかったけれど、責任取れないので黙って先を進みます。

 小至仏山からの稜線歩きは、冷たい風が吹いて気持ちがいい。

蛇紋岩の隙間に張り付くように咲いているホソバウスユキソウ。

こんなにわんさか咲いているのを初めてみました。

7月の至仏山は花が豊富ですね。

ホソバウスユキソウとタカネシオガマ

 山頂で、鳩待峠の最終バスは何時かと質問されました。

そういえば水芭蕉の季節に来た時、

バスの運転手さんから16時が最終で、

それ以降はタクシー代が2万円かかると脅されたっけ。

それを思い出しながら、16時ですと答えたら、

その方は時間があるからとおにぎりを食べ始めました。

13時過ぎていたので、私はおにぎりはあきらめて

そそくさと下山開始。

2万円にならないようにしなくては。

 途中で家族登山の方が、登山道に腰を下ろして休憩していました。

どうやら小学生くらいの少年が、疲れて動けなくなっているようです。

そりゃあ疲れるよね。

私は好きで登っているけれど、

今日はペースが上がらずきつい登山です。

人と一緒に登ると、自分のペースで登れないので大変。

私はこれからも単独登山専門でいきましょう。

何とかバスに間に合うように下山し、

600円の花豆ソフトクリームを食べる喜び。

本当に今日のソフトクリームは体にしみました。

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