2回目の上高地 筋肉痛になる

中央線

 前回天気が悪く、河童橋周辺しか散策できなかった上高地。

前回参加したバスツアーの初心者添乗員おすすめの、大正池と明神へ行こうと計画。

登山系YouTuberが、槍や涸沢の帰りに徳澤でソフトクリームを食べているのを動画で見て、

私も食べてみたいが、歩けるか不安。

 夜行バスを予約しバス停で待っていると、大きなザックを背負ったガチ登山者が次々やってきます。

夜行で行く人たちはみんな、槍穂高を目指す人達なのね。

4列シートに押し込められていざ出発。

夜行バスなんて学生の時以来。

当然眠れるはずもなく、寝不足で早朝大正池で下車。

8月なのに寒い!

 朝が早いため霧がかかっている大正池は幻想的でした。

林道を歩き河童橋へ。晴れていると景色が違います。

梓川の水が青い。

その向こうに穂高や明神岳がくっきり見えます。

すごいなあ。夢中で写真を撮りました。

 朝食を持参し忘れた私は、ベンチでカロリーメイトを食します。

(店があるからいいやと思っていたが、朝早すぎてやってない)

後ろのホテルでは、デッキで宿泊者の朝食の準備をしています。

あーうらやましい。いつか泊まりたい!

夜行バス、カロリーメイトの私とはえらい違いです。

 河童橋から明神まで結構歩きます。

右岸の林道を通ったので人は少ないのですが、

寝不足で初心者マークの私、すっかりばててしまいました。

明神池を見て、もうここでいいかなと思いましたが

帰りのバス15時まで時間がたっぷりあります。

明神ではホテルに泊まった大勢の観光客が、朝の散歩をしているのに会いました。

普段着、サンダルの観光客に、登山姿の私が負けるわけにはいきません。

ここは頑張って徳澤のソフトクリームを目指さなくては。

 徳澤目指して歩き始めると、前と後ろをガチ登山者に挟まれました。

後ろのカップルは楽しそうにずっとおしゃべりしています。

すごい肺活量だなあ。この速度でしゃべりながら歩けるとは。

サークルの内輪もめの話が面白くて、ついつい聞き入ってしまいました。

テンポのいい歩きと会話に引きずられ、何とか無事徳澤に到着。

さあ、ソフトクリームです。

店内はリュック禁止なので、外に置いてから入ります。

コーヒーの上にソフトクリームを乗せてもらい、美味しくいただきました。

外に出てリュックを探すと、

テント泊用大型リュックに囲まれて、私のリュックはまるで子供サイズです。

恥ずかしくなりさっさと帰ることにしました。

帰りは、縦走を終え疲れて足取りの重いガチ登山者と一緒に歩きます。

その疲れた後姿を見ながら歩いているうちに、だんだんと足が痛くなってきました。

小梨平キャンプ場に着くころには、あまりの痛さにペンギンのようにしか歩けません。

観光客の親子連れにも追い越される始末。

何とか河童橋にたどり着き、靴を脱ぎ捨てて座りました。

体験したことのない痛みです。

観光地でよかった。

山の上でこんなことになったらと思うと、ゾッとしました。

1時間くらい休んでから、日差しが暑いのでバスターミナル付近のベンチに移動。

日陰で2時間以上休みました。

 次の日には回復したので、筋肉痛だったようです。

今まで運動後数時間以上してから筋肉痛になることはありましたが、

歩いている最中に痛みが出るのは初めてです。

おばさんになってから新しいことにチャレンジするのは、

若い時のようにすんなりとはいかないんですね。

無理は禁物。明神で帰ればよかったんです。

もしくは徳澤までゆっくり自分のペースで歩くべきでした。

そもそも夜行バスが間違いで、早朝出発で十分。

まだまだ経験不足のおばさん山でした。

 

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