八方池に映る白馬三山。
その絶景が一度見たくて、
夜行バスに乗って白馬八方バスターミナルに来ました。
今週は仕事が忙しくて、その疲れのおかげで夜行バスで初めて熟睡できました。
ありがたや。
ゴンドラとリフト2本を乗り継いで、そこから八方池まではハイキング。
その先は登山道です。
ハイキングといっても、蛇紋岩むき出しの道は滑る滑る。
注意が必要です。
途中血がついている岩があったようで、
子供が血だ!と騒いでいました。
昨日誰かが滑ってケガをしたんでしょうか。
危険危険。
気を引き締めてまいりましょう。
しかし、その危険な蛇紋岩のおかげで、木が生えず高山植物の宝庫。
(蛇紋岩には乾燥に強い植物のみ生育できるらしい)
右も左も花だらけで撮影に忙しく、足が進まない。
そして高度が上がるにつれて雲がどんどん多くなり、
八方池に着くころには真っ白。
だよね。絶景はそう簡単に見られません。
時間つぶしにもう少し歩いてみますか。
唐松岳は無理としても、
丸山ケルンまでは行かれるかな?
一緒に歩く人たちは、唐松岳山頂付近で一泊するようです。
五竜岳へ縦走する方もいました。
いいなあ。
私は日帰り専門だからな。
しかし、北アルプスで日帰りは厳しい。
一度山小屋にも泊まってみたい。
急にすごく涼しくなったと思ったら、大きな雪渓がありました。
扇雪渓というらしい。
その周りで皆さん休憩を取っているので、
私もおにぎりタイム。
涼しいというより寒いくらいです。
天然のクーラーですね。
チングルマも咲いていました。
帰りのバスの時間を考えると、今日はここが山頂ですね。
それにしても、白馬は外国の方が多い。
そして皆さん、登山道の挨拶「こんにちは」を習得していらっしゃる。
プロですね。
私もハローとは言いませんよ。
英語が話せると思われては大変ですから。
帰りの八方池も相変わらず雲の中。
4時には雷注意報も出ているようで、今日は無理ですね。
あきらめきれずにうろうろしていると、
雲の隙間から白馬大雪渓が顔を出してくれました。
ありがとう!
ちらっと見えただけなのに、池の周りの人たちは大興奮!
3000m級の山って迫力ありますね。
あー、一度でいいから
雲のない山並みが映る八方池が見たい!
来年絶対また来るからね。
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