河津七滝

伊豆急

 2年前、息子の誕生日のお祝いに

娘と三人で河津桜を見る日帰り旅行を計画。

桜だけではつまらないので、

河津七滝を歩こうと張り切っていたが、

前日から私が発熱しキャンセルとなった。

そのまますっかり忘れていたが、

旅行会社のパンフレットで

河津桜ツアーに河津七滝ハイキングが付いているのを見て

急に行きたくなり申し込んだのが11月。

暖かいというより暑い秋だったので、

桜の開花が遅れるなんてことは想像もしなかった。

 しかし、2月1日に始まった河津桜まつりのニュースを見て絶句。

桜が一つも咲いていない!

どうやら秋と初冬が暑かったのが原因で、

開花が遅れているとのこと。

桜はしっかり冷えないと目覚めないのね。

まあ11日までには少しは咲くだろうと思っていたが、

その後寒波が到来。

つぼみは膨らまず。

当日、河津の町はピンクに染まるどころか、

まっ茶色の木が並ぶだけだった。

まあ、もともと行きたいのは河津七滝で、

どうせ河津に行くなら桜の季節にと思っただけなので、

良しとしましょう。

 七滝は文句なしの絶景。

柱状節理の間をぬう様に水が流れ、

どこもかしこも柱状節理と滝だらけ。

水は透明度が高く、青く輝いている。

ここに桜が咲いていたらもっと素晴らしかったと思うが、

桜がなくても十分素敵な場所だった。

途中に寄った竹林レストラン。

竹林を眺めながらいただいた抹茶の美味しかったこと。

ツアーなのに自由歩行だったので、

好きに歩けるのも良かった。

 しかし、帰りのバスの車内で隣に座った女性。

彼女は桜が咲いていないのに

ツアーが決行されたことに不満なようだ。

帰りのバスは駅の途中にある

桜の名所に降ろしてくれる。

私はそこでは降りずに

駅まで行って城山に登る計画を彼女に話すと、

山に登ってどうするの?

と言われ絶句。

どうすると言われてもねえ。

山があれば登りたくなるのです。

理由はないのです。

趣味なんです。

 その後、私以外全員温泉会館で下車。

私とガイドさんだけを乗せて走るバス。

頭の中から彼女の言葉が離れない。

駅でバスを降りて山を登りながらも

登ってどうするんだと考えてしまう。

ふと山の中腹で振り返ると、

そこに海が見えた。

青い海の向こうに伊豆大島が浮かんでいる。

最高に気持ちいい。

登って良かった。

これがあるから山に登るのかな。

いや、絶景が見えなくても

山に登るんだろうな。

人にうまく説明できないが、

好きなこと。

これを人は趣味と呼ぶんだ。

私の趣味は山登りです。

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