去年の秋、センブリを求めて男衾の公園に出向いたら、
管理していたおじさんに笹と一緒に刈り取ったといわれ愕然。
草刈りは大変なんだよとのこと。
そんなことしなくていいのに。がっかりだよ。
今年はセンブリでも有名な桜山に行こうと思っていたら、
高尾山の一丁平にセンブリが咲いているとの情報が!
一度も見たことがない花を探すのは大変なので、
桜山より人が多い高尾山の方が見つけやすいはず。
(カメラを向けている人に近づくだけでいい)
一丁平は城山と高尾山の間にあるので、
まず城山に登り高尾山まで縦走する計画をたてました。
娘が相模湖が見たいというので、相模湖駅から城山に登るコースを選択。
当日、山は無理という娘を残して一人相模湖駅へ。
ここから城山に向かうコースでは、肝心の相模湖はほとんど見えず。
娘を連れてこなくてよかった。
相模ダムを抜け、弁天橋からは紅葉が水面に映り込む素晴らしい景色が広がります。
秋の朝の冷えた空気と、落ち葉を踏む音に心が癒されていきます。
人が少ないのもいいですね。
登山口では売店のおばさんが草餅を売っていました。
出来立てほやほやとのことで、山頂で食べようと2個購入。
おばさんの話では、このコースは高尾山から下りてくる人が多いようです。
気持ちよく歩いていると、すれ違った下山中の男の人が
上にスズメバチがいますと教えてくれました。
すごく大きいから気を付けてとのこと。
スズメバチって、やばいのでは?
刺されたらどうしよう。
でもセンブリ見たいし。
左側に巣があるようなので、右側をそろそろ登っていくと
ありました。
木のうろに巣を作っている様子。
飛んでいるのも数匹いましたが、攻撃的ではなく、
私の方が初めてのスズメバチに大興奮。
大きいですね。体長10㎝くらい。
黒い服や強い香り(香水など)を身に着けていると、スズメバチに攻撃されやすいらしい。
黒いズボン履いてなくてよかった。
教えてくれてありがとう。
その後、すれ違う下山者にスズメバチを知らせながら登りました。
山頂で売店の人にスズメバチの情報を知らせて一安心。
美味しいなめこ汁とおにぎりで休憩し、
さて次はセンブリ探しです。
山頂にも咲いているようなのですが、あまりに広すぎて捜索は断念。
一丁平を目指します。
木道が続いて気持ちのいいコースですね。
休憩場所もたくさんあります。
一丁平に着くと、いました、いました、カメラを抱えてしゃがみ込む人たち。
ようやくセンブリとご対面です。
予想以上に小さい!
花の大きさは小指の先くらいでしょうか。
これは初対面で山の中で見つけるのは無理だわ。
所々に囲いがあって、踏まないよう保護されていました。
そのおかげで存分にセンブリを堪能できました。
その後高尾山への登山道に咲いているセンブリを発見。
目が慣れてくると見つけやすいですね。
もみじ台に到着すると、もみじの下にシートを敷いて昼食を食べる人、人、人。
大混雑です。
まるでお花見みたいですね。
もみじの紅葉は三段紅葉(緑、黄、赤)で風情がありました。
混雑の間を抜けて高尾山山頂へ。
こちらもすごい人混みで、山頂標識も長蛇の列ができていました。
人の少ない相模湖から登って良かった。
さっさと帰りましょう。
帰りは6号路で下りたかったのですが、混雑のせいか登り専用となっていました。
仕方がないので3号路で下りることに。
キッコウハグマが咲いていると聞いたのですが、
初対面の花が見つけられるはずもなく。
来年の宿題が出来ました。
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