おばさん山として登山ばかりしていると、日本の地形や地質が気になります。
美しい柱状節理や長瀞の岩畳のような岩がどうやってできるのか。
海の底に沈殿したサンゴからできる石灰岩が、なぜ山の頂上にあるのか。
関東平野はなぜあんなに広い平地が広がっているのか。
疑問を調べていくと、日本列島の成り立ちやプレートの動きまで勉強することに。
勉強していくとさらに興味がわいてきます。
三浦半島の先端にある城ヶ島は、地層の島。
そういえば高校生の時、地学の課外授業で行ったなあ。
また行ってみたいと思い、息子を誘って地学ハイキングを計画。
参考文献は神奈川のトリセツ。
城ヶ島の16の見どころが記載されていたので、1から順に回ってみました。
関東大震災で城ヶ島は1.5m隆起しているので、
それまで海の中にあった岩が地上にでてきて見どころ満載。
ただ目印がないため、たくさんの地層から断層や不整合を探すのが大変。
そういえば課外授業の時もこうして探した覚えがあります。
地学の先生と一緒に講義を受けながら島めぐりしたら、
さぞかし面白いんだろうなあ。
驚いたのが、海の透明度。
こんなにきれいな海が見られるなんて驚きです。
スキューバダイビング教室もあり、真冬の寒い中生徒たちが海に潜っていました。
釣り人も多く、地層を見ているのは私たちだけ?
波で浸食された海食洞「馬の背」が、城ヶ島一番の観光スポット。
関東大震災前は舟で通過できたようです。
城ヶ島公園内にはピクニック広場があり、家族連れでにぎわっていました。
きれいな海とどこまでも続く地層。
そして三浦といえばまぐろ!
美味しいマグロ丼を食べて帰りました。
コメント