春は雪割草の季節。
数年前に新潟の妙法寺で雪割草に出会い、
その可愛さに虜になりました。
雪割草の自生地は新潟や北陸の日本海側にあり、行くのが大変。
新潟の角田山が有名ですが、登山口へは巻駅からバスに乗らないと行かれません。
本数の少ない越後線とさらに少ないバスの時間を考えると、
日帰りで計画を立てるのが難しい。
そんな時、駅から歩ける弥彦山を見つけました。
上越新幹線の燕三条で弥彦線に乗り換え弥彦駅へ。
弥彦は温泉や弥彦神社があり、観光地でした。
駅舎も立派。
弥彦山へは頂上までロープウエイがあるようです。
(今回は工事中で運行していませんでした。
再開は4月からとのこと)
雪割草やカタクリは晴れないと咲かないので、
ゆっくりスタート。
それでも日陰のカタクリやイチゲは、まだつぼみが多い。
そんな中、スミレやショウジョウバカマは大盛況。
山では見つけにくいと思っていたセリバオウレンも真っ盛り。
この山、すごいぞ。
花ばかり見ていたら、足が進まず。
何しろ登山道の両脇に花が咲き乱れていて、
観察していたら時間がかかるかかる。
園芸品種と違い地味な花が多いので、
足を止めてじっくり観察しないと見つからない。
その代わり見つかった時の喜びは大きい。
今回雪割草は少ししか見つけられなかったのですが、
そこら中に咲いていた妙法寺の時より可愛く思えました。
頂上では春霞のせいで眺望はいまいち。
佐渡や越後の山々を見るには、空気が澄んでいる寒い季節がいいようです。
帰りもキョロキョロ花を見ながら下山。
途中で一緒になったご夫婦と花探し。
登りでは見つけられなかったコシノコバイモやシュンランも発見。
帰りの電車の時間ぎりぎりまで、たっぷり楽しみました。
コメント