新潟 坂戸山

上越線

 今年はまだイワウチワを見ていなかったなあ。

どこかいい山はあるかなと探していたら、六日町駅から歩ける坂戸山を発見。

車がないので、電車の駅から歩ける山は本当に貴重。

早速行こうと思ったら雨が続き、

イワウチワのシーズンが終わってしまいました。

でも花が豊富な山のようなので、訪ねてみることに。

 越後湯沢から数駅で六日町に到着。

思ったより近いですね。

登山口までも10分くらいで歩けます。

駅から雪山が見え(苗場方面のようです)

テンション爆上がり。

六日町駅より

登山口に入るとすぐに一面のカタクリ。

この山、すごいぞ。

その後もスミレやカキドオシが両脇に生え、

紫ロードにウキウキ。

残雪が残っていたので、雪が溶けたばかりなんですね。

頂上付近にもカタクリの花畑が広がり、

そして山頂からは真正面に八海山。

八海山

ため息しかありません。

360度展望が開けていて、どこを見ておにぎりを食べようかと迷うくらいです。

苗場方面に陣取って座っていると、

少し年上のご婦人が話しかけてきました。

山頂まで1時間もかかったけれど、あなたはどのくらいかかったの?

さあ、時間なんか気にして登ってないのでわかりません。

花の写真を撮るのに夢中で、と答えると

花なんか咲いていたの?と。

えっ!!!

道中、花だらけだったよね。

カタクリが沢山というと、

どこにカタクリがあったの?

えっ!!!

カタクリ山と名付けたいほど、カタクリだらけだったけれど。

そこにおじさん登場。

どうやら二人、登ったコースが違うと教えてくれました。

私が下山コースにしようと思っていた尾根コースを

その方は登ってきたようですね。

尾根コースは花がないのか。

でも同じ道を行くのもなあと思い、

尾根コースで下山開始。

いやいや、すごいじゃないの。このコース。

イワウチワだらけじゃないの。

イワウチワ

盛りが終わっているとはいえ、まだ咲いている所も多い。

そして、イワカガミが真っ盛り。

イワカガミ

登りのコースが紫ならこちらはピンクロード。

この花を見ずにタイムトライアル登山する人がいるとは!

もったいない。

まあ、向こうからしたら

時間も気にせずゆっくり登るなんて、と思っていることでしょう。

 その後カメラを抱えた若い男性が、

カタクリはどこですか?

と話しかけてきました。

カタクリはこのコースにはないことを伝え、

山頂から違うコースで降りるように教えると

何を撮っているんですかと。

イワカガミとイワウチワを教えてあげると、

早速撮影開始。

花には全く興味がなさそうな方でしたが、

これから始めようと思っているのかな。

山頂では笛を吹いている人もいて、

山の楽しみは人それぞれですね。

 越後湯沢で貸切状態の日本酒入りの温泉に入り、

日本酒を購入して帰りました。

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