糸魚川 フォッサマグナツアー

大糸線

 登山をするようになって、

石や岩に興味を持つようになった。

秩父の山に登ると、

緑色のミルフィーユのような岩ばかり。

長瀞の石畳と同じ岩が、

そのまま山の上まで続いている。

甲府近辺の山に登ると、

花崗岩だらけ。

その花崗岩が風化して

真砂という白い砂になり、

まるで海辺を歩いているような気分になる。

谷川岳や至仏山は蛇紋岩の山。

ウスユキソウなどの高山植物が咲き乱れる。

 なんで日本の山は

こんなに多種多様なのか。

そんな疑問から

日本列島の成り立ちを勉強するようになった。

でも自分一人で本など読んでも、

わからないことだらけ。

今回講師の人が案内してくれるツアーがあったので、

参加してみることにした。

 糸魚川は日本で初めて、

ユネスコのジオパーク認定を受けた場所。

今回のツアーは2泊3日、

ずっと糸魚川に滞在し

山や海、池やミュージアムをじっくりまわる。

最後にはすっかり

糸魚川に詳しくなっていた。

親不知から続く北アルプスの

雪の残った美しい山。

青く透明な日本海。

明星山南壁の荒々しさ。

そこから落ちたヒスイが浮かぶ小滝川。

いつか親不知から続く栂海新道を歩いて、

朝日岳まで登ってみたい。

糸魚川静岡構造線に沿って続く

塩の道も歩いてみたい。

 帰りの新幹線を大宮で下車し、

無事に家に帰ったところで

ドスンという強い揺れを感じた。

どうやら茨城県を震源とする地震が発生。

埼玉県は震度5弱から震度4の揺れだったようで、

新幹線などが運転停止した。

4つのプレートの上にある日本列島。

地震が多いのは仕方がないとはいえ、

生きている間に

あと何回地震にあうのか。

プレートのおかげで見ることが出来る

美しい景色もあれば、

プレートのせいで起きる地震や火山がある。

そんな日本列島で、

これからも私は生きていくんだな。

 

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