登山を始めたばかりの頃。
深田久弥の日本百名山にあこがれていた。
ただコースタイム4時間台の山にしか登れなかったので、
至仏山や谷川岳が精一杯。
そのためこの2座は毎年登っていた。
2年前に山の鼻経由で至仏山に登り、
もう登り切ったなと感じ
それ以降足が遠のいていた。
去年の9月に鳩待峠がリニューアルしたので、
一度行ってみたいと思っていたが
なかなかチャンスに恵まれず。
今回2週連続で雨に降られたので、
お楽しみ登山として
久しぶりに至仏山を選んだ。
山の鼻経由で登るには夜行バスの予約が必要。
予約すると雨でも決行になってしまうので、
鳩待峠ピストンで登ることにした。
沼田駅8時5分発尾瀬戸倉行きのバスに乗車。
尾瀬に行くのは私ともう一人のお兄さんだけ。
尾瀬に行く人が減ったとニュースでやっていたが、
本当にそう思う。
尾瀬戸倉の駐車場も
この時間でまだ第一が空いていた。
高齢化が進んで登山人口が減っているんだな。
鳩待峠では
木道整備の寄付金500円を集めていた。
今年は実験的に
お盆とシルバーウイークに集金しているようだが、
きっと来年からは通年になるのだろう。
初めて至仏山に登った時、
4時間も歩けなかったので
小至仏山で下山する予定だった。
でも小至仏山に行ったら山頂まで行きたくなり、
無理して登って
下山時に足が痛くなった。
2度目はポールを購入し登った。
足は痛くならなかったが、
雷雨に会い
ご婦人3人の後にくっついて
ゆっくり下山したのを覚えている。
それに懲りて3度目は夜行バスを利用。
初めて山頂から尾瀬ヶ原と燧ケ岳だけでなく、
会津駒ケ岳や男体山を堪能した。
4度目は山の鼻から登った。
登っている途中で雨が降り始め、
レインコートを着るタイミングが遅く
濡れてしまい寒かった。
そして今日、5度目の至仏山。
トリカブトはいつもの場所に咲いていた。
晴れ間は少なかったが、
至仏山とこれから歩く道を見ながら
登ることが出来た。
山頂は真っ白で
何も見えないのもお約束通り。
蛇紋岩は相変わらずツルツル滑る。
下山の後半、木道と階段は駆け下りた。
足の痛みはない。
下山後のお約束
花豆ソフトクリームは
リニューアルされていて
あまり美味しくなかった。
過去を思い出し
成長した自分を感じられた登山だったが、
やっぱり今の自分は
初めての道を歩きたい。
この先に何があるかわからない
ドキドキ、ワクワク感を感じたい。
いつもの場所に咲いている花を見るより、
歩きながら初めての花を見つける喜びを感じたい。
そんな登山をしたい自分を、
5度目の至仏山で再認識した。
そして、ハラハラドキドキに疲れたら
また登りに来るから、
その時はよろしくお願いします。


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